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はじめに

今年(2024年)の1月に、以前から気になっていた左右分割型の40%キーボードを購入しました。

まだ全然使いこなせていないので、キーボードに慣れる訓練も兼ねてブログ記事を書こうと思います。

今回購入したキーボードはキー数42キーの小型のキーボード、Corne Chocolate (Choc V1 ロープロファイルスイッチ版) です。 自作 (はんだ付け等) はせず、中古で完成済みのものをキーキャップ・キースイッチもセットで購入しました。

新品で購入する場合はこちらなど。

記事構成

記事が長くなったので分割しました。

  1. 購入前編 ← この記事
  2. ハードウェア編
  3. ソフトウェア編
  4. まとめ編

この記事では購入に至るまでの話を書きます。

注意書き

私は今まで一般的なテンキーレスのメカニカルキーボードを使っていたので、分割キーボードも40%等の小型キーボードも初めてです。 がっつり自作キーボードを使いこなしている方々向けではなく、私のフォロワーの方向けの内容となりますのでご了承ください。

本記事には一部アフィリエイトリンクを含みます。

購入前

使っていたキーボード

FILCOのMajestouch Stingay ロープロファイル赤軸日本語配列を使っていました。 テンキーレスでロープロファイルですがだいたい普通のメカニカルキーボードです。

キーボードの挙動はkeydというソフトで変更を加えて使用していました。 Windowsで使える類似のソフトだとkmonadというソフトがあります。

最近のキーボード設定は以下のような感じです。

  • OS側のキーボードレイアウト設定はUS配列
  • CapsLock は単押し時 Esc、長押し時 Ctrl
  • Space は単押し時 Space、長押し時 Shift
  • 変換 / 無変換 でIME ON/OFF 切り替え
  • 変換 / 無変換 長押し中は
    • esdfhjkl の組み合わせでカーソル移動、
    • SpaceEnter
    • 数字行で F1F12
  • その他、詳細は当時のkeydの設定ファイルを参照してください

新しいキーボード購入の動機

Majestouchとkeydの組み合わせはそれなりに気に入っていましたが、不満もないわけではなく、分割キーボードに興味が出てきました。

  • 分割キーボードで姿勢、特に肩が楽になるのではないかと思った
  • もっと親指を有効活用したかった
    • 変換/無変換キー長押しに機能を割り当てるのは便利だったが、
      • もっと親指にキーがほしい
      • クソデカスペースキー邪魔
    • エンターキーが遠いから親指にほしい
  • 掃除しようとしてエンターキーのスタビライザを壊してしまった (一番直接のきっかけ)

キーボード選び

新しいキーボードには以下の点を期待して選びました。

  • 左右分割
  • 親指に複数キー
  • 有線 (無線は信じてない)
  • カスタマイズ性 (キーレイアウト等) がそこそこ高い
    • ある程度以上はkeydでソフトウェア的にカスタマイズするつもりでした
  • 持ち運びはしないので携帯性はどうでもいい
  • 静音性はとりあえず考えない
  • お値段的には庶民的な範囲で許してほしい

既製品

まずは左右分割を条件に既製品キーボードから探しはじめました。

前から良さそうと興味を持っていたUltimate Hacking Keyboardという分割キーボードがあるのですが、これはいかんせん高いです。 オプションを一通り付けると600ドル近くなので関税消費税を入れると10万円くらいになりそうです。

元々使っていたFILCOが分割キーボードを出したのでそれも気になっていたのですが、こちらはカスタマイズ性が物足りなく感じました。

そんな時にZSA VoyagerMothwingをみかけてちょっと気になったりしましたが、これらもUHKほどではないにしろ一般的な高級キーボードと比べてもかなり高い……

というわけで噂に聞いていた自作キーボードも調べる対象にすることに。

自作キーボード

分割キーボードを探していると自作キーボードの情報も自然と目に入ってきました。

このころには、形状はVoyagerくらいで親指キーがもう少しほしい、くらいの気持ちになっていました。

あと、キーボードは薄い方が好きなのでロープロファイルのスイッチがいいなぁと思っていました。

そんな感じで遊舎工房beekeeb (海外) を眺めて、数字キーの列をどうするか考えながらkeydで数字レイヤー (ソフトウェア編で詳細) を試したりして候補を絞っていきました。

実際に数字レイヤーを試した感触では、数字列はなくてもなんとかなりそうな手応えがあり、折角なのでストイックな方が楽しめそうという直感から数字列なしの42キーに狙いを定めました。

ということで、Corneの薄型の機種かPiantorかなー、と悩んでいたところに中古のCorne Chocolate完成品を見かけて購入しました。

まとめ

最後の方かなり端折りましたが、今回おおむねこのような経緯で40%分割キーボードのCorneを購入しました。 購入したキーボードの詳細や、どのように設定して使っているかなど、別記事にしましたので是非そちらもご覧ください。

  1. 購入前編 ← この記事
  2. ハードウェア編
  3. ソフトウェア編
  4. まとめ編